FIELD NOTES / 出演者図鑑
箱の"顔"となるレギュラーバンドたち。何を演奏し、どの箱に出て、どれくらいのキャリアを積んでいるのか——出演者を知ってから行くと、ハコ巡りの楽しみ方が一段変わる。
レギュラーバンド — 六本木ケントス
ケントス発祥店・六本木の看板バンド。ビートルズ、エルヴィス・プレスリーなど50〜60年代のロックンロール、ポップスを中心に、一晩に何度もステージを回す。ゲストボーカルを迎えたロングラン公演も定番で、常連客の間では「今日は誰の日か」が話題になる。
銀座ケントス
2025年に36周年イベントを開催しており、逆算すると結成は1989年頃。ケントス・ファミリーの中でも屈指のキャリアを誇る。ポール・アンカ、ニール・セダカ、コニー・フランシスといった往年のアメリカンポップス・ロックンロールを軸に、ABBAナイトなど企画公演も持つ。周年イベントには他バンドからゲストボーカルが多数参加する慣習があり、ケントス・ファミリー全体の結びつきの強さが垣間見える。
銀座ケントス ハウスバンド
"G.K."は銀座ケントスの略。ディープ・パープル、エアロスミス、クイーン、ボン・ジョヴィ、オアシスなどを演奏するロック専門のハウスバンドで、「OLD ROCK SHOW」「QUEEN TRIBUTE SHOW」といった企画公演も持つ。姉妹店・横浜ケントスの「YOKOHAMA ROCK NIGHT」に出張することもある。
銀座・横浜ケントス
公式YouTubeチャンネルの説明にある通り「銀座KENTO's 横浜KENTO'sを中心に活動するJ-POPバンド」。ケントス・ファミリーの多くが往年の洋楽オールディーズを軸にする中、J-POPのカバーに特化しているのが独自の立ち位置。世代を超えて愛されてきた邦楽ヒット曲を届ける。
横浜ケントス発、銀座にも出演
2025年4月、横浜ケントスを拠点に新しく発足したばかりの新人バンド。SNSでの本人投稿によれば「同世代のみんなと楽しみながら」立ち上げたとのことで、複数の若手ボーカルが日替わりで立つスタイル。ケントス・ファミリーの中では最も新しく、最も若い世代の一組で、コンテンポラリーなR&Bやダンスポップを得意とする。老舗バンドが並ぶ中で、この新しさは貴重な存在。
ハウスバンド — バウハウス
固定メンバー制ではなく、時期によってブラジル、フィリピン、ペルー、日本など国籍もさまざまなミュージシャンが在籍してきた、六本木バウハウスの顔。70〜2000年代のディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、AC/DC、クイーン、ガンズ・アンド・ローゼズなどを、毎晩5ステージに分けて演奏する。ステージ後はメンバー自らがバーテンや接客に立つギャップも人気の一因。飛び入りセッションの逸話にも事欠かず、MR. BIGのエリック・マーティンが参加した記録や、メタリカのラーズ・ウルリッヒとロバート・トゥルージロが深夜のセッションに加わったという、出演者たちの間で語り継がれる話もある。
特定の箱に属さない独立バンド
2002年結成、東京を拠点とするメロディックへヴィメタルバンド。特定のライブハウスに専属するのではなく、都内のライブハウスサーキットを中心に活動している。上記のケントス・ファミリーやバウハウスバンドに比べると公開されている情報が少なく、このプロフィールは現時点で確認できた範囲の内容。詳細が分かり次第、随時更新していく。